あなたは最近ひどくなってきたクサい息で悩んでいませんか?
でも歯科に行っても異常なし。
じゃあ日々どんな対策をすれば効果的にクサい息のニオイを防ぐことができるのでしょうか?
・歯磨きはどのタイミングでどれくらいの時間したらいいの?
・空腹時や夕方起こるニオイは予防できる?
・毎日どんな生活をすれば改善されるの?
確かに「歯科に行くことが大事」とよく聞くけれど、普段の生活ではどう対策したらいいのか悩みますよね。
今回はクサい息を防止するために毎日やるべき習慣術です。
朝起きてから夜寝るまで、対策に効果的な一日の過ごし方をお教えいたします。
1日やるべきことを毎日習慣化することができれば、より一層ニオイ対策へと繋がります。
ではいきましょう。
目次
基本的に虫歯や歯周病、内臓の病気などから起こる病的なクサい息は病院での治療が先決となります。
そういった意味でも、病気が隠れていないか最初にチェックしてもらうことも大事です。
クサい息の多くは「口の中」に原因があることが多いです。
ですから、まずは歯科に行き、虫歯、歯周病がないかのチェックをしましょう。
そこで異常なし。
となれば、最近の体調や身の回りのストレスをチェックしてみてください。
・ストレスが多かったり、
・体調が優れない、
・眠れない、疲労感
などがあれば内臓系からニオイが起こっている可能性もあります。
病的なものがないか一度内科を受診することも検討してみてください。
内臓からくるニオイであれば特徴的な臭いがする場合もあります。
今回お伝えする内容はそういった病的なものではなく、
健康な方でも、その日の体調や口内環境によって起こり得る、「生理的な口臭」を防ぐための日頃の対策法についてです。
あなたがこれまで正しいと思ってきたことをやめる、もしくは新しく取り入れる。
そうやって入れ替えながら対策につながる日々の習慣を変えていきましょう。
朝は夜寝ている間に増殖しまくった菌がやまのように発生しています。
寝ている間は
・唾液の分泌が減少する
・口呼吸をしてしまう
などの理由により、口内の自浄性が低下し雑菌がそれはそれは繁殖します。
私的にはこの“口”のまま、朝からいきなりご飯を食べるとか気持ち悪くてありえません。
ちなみに口の中の菌は一体どれくらいいると思いますか?
もちろん個人差もありますし、1つのデータにすぎないですが、
一番少ないとされる「食後」で5700億個。
すでに意味不明な数字。
そして寝起きが一番菌が多いのですが、なんと
「1兆7000億個」に達すると言われています。
もはや想像すらできない数字です。
こんなとんでもない数の菌がウヨウヨいるのかと思うと
「頑張って歯磨きしよう・・・」
なんて思いますよね。
もしご飯中でしたらすいませんが、便に含まれている菌の数でさえ1gに1000億個と言われていますから、いかに口内の菌が多いのかが分かるかと思います。
忙しい朝は歯磨きを2~3分でOKです。
こちらでもお伝えした「つまようじ法」という歯磨き方が忙しい朝にはおすすめです。
歯間磨きで今すぐクサい息を消しちゃう簡単5つのポイントとは?
時短のために電動歯ブラシも良いですよ。
私は音波ブラシ私は使っています。
さらにクサい息の原因となる「舌の汚れ」を取りましょう。
ですが1つ注意点があります。
歯ブラシでゴシゴシは決してしないでください。
舌の細胞がすこぶる傷ついてしまいます。
・舌ブラシで優しく
・舌クリーナーを使う
・ガーゼを指に巻きつけ優しく拭き取る
この程度で結構です。
舌は少し奥の方の「オエっ!」ってなる奥の方を拭きとってあげてください。
そこに一番ニオイ物質が溜まりやすいからです。
寝ている間に失った水分を補うためにも大事な作業です。
水を補給することは唾液分泌につながり、朝からのクサい息を防いでくれる大きな役割があります。
ただ、決して朝からジュースなどの甘いものなどは飲まないでください。
ジュースに含まれる糖分は余計に喉の渇きを感じます。
またお茶もカフェインが含まれています。
利尿作用があるため食後に少々にしておき、あくまで朝からは水を飲んでください。
そもそも朝ご飯を食べること自体がクサい息予防につながります。
なぜなら朝ごはんを食べることで唾液が分泌され、自浄作用が高まるからです。
こちらの記事も書いていますが、
知らないとマジ損!息をキレイにする対策のキモは「唾液」だった!
ニオイ対策のキモは「唾液」です。
いかに唾液を分泌させるか。
ここが大事になってきます。
ですから朝ごはんは
・一口しか食べない
・野菜ジュースを飲むだけ
・ヨーグルトだけ
というよりかはしっかり噛めるものを食べてください。
野菜ジュースもヨーグルトも体には良いのですが、ニオイ予防においては「噛むという動作」がすこぶる少ないです。
噛むことを意識しながら食べることが予防につながります。
最近は柔らかく加工された食べ物が多いため、手軽にとれるとはいえ口臭においてはあまり良いことでありません。
あなたも朝はとても忙しいでしょう。
ですが、クサい息が改善される間だけでも朝から5分~10分早く起き、椅子に座ってお喋りでもしながらゆっくり噛んで食べて下さい。
「喋りながらなんて行儀が悪いじゃないか!」
と思うかもしれませんが、
「しゃべる=口を動かす=唾液分泌」
です。
朝ごはんは和食がおすすめです。
ご飯は噛むことで唾液が分泌されますが、パンなのは唾液を吸い込んでしまいます。
またどうしても朝から時間がない場合はフルーツだけでも取っていきましょう。
例えばパイナップルやキウイ、柑橘類などは臭いの元となる硫黄の成分を抑えてくれるので効果的です。柿、リンゴ、ブドウの皮にもニオイ抑制効果があります。
また食後に
・少しだけお茶を飲む
・お茶でうがいをしておく
お茶に含まれるカテキンやポリフェノールが口臭を抑えてくれます。
カフェインが入っているので飲み過ぎは禁物です。
「朝起きてすぐ磨いたのに、また磨くの?」
と思ったことでしょう。
ただ時間は「1分」で構いません。
朝食後についた食べかすを取るイメージで短時間でサッと磨く程度でOK。
息をスッキリさせるために歯磨き粉を使って磨いても構いません。
しかし、全般に言えることですが歯磨き粉の「成分」には注意してください。
ラウリル硫酸ナトリウムなどの「発泡剤」はクサい息を悪化させます。
なぜなら、これらの成分は唾液を減少させてしまうからです。
「あーーーすっきりしたぁ!」
と思っても後から、「ん、口がなんだか臭うぞ・・」となる可能性が高まるのです。
また虫歯になりやすい方はここで「フッ素入りアイテム」を使うのも有効です。
ただ、フッ素が入っていれば何でもいいというものではなく、自分なりにこだわって選びましょう。
合成界面活性剤などが入っていないものがお勧めです。
いちおオススメのフッ素製品を載せておきます。
・バトラーエフコート(サンスター製)
・コンクールFもしくはコンクールジェルコート(ウェルテック製)
ポイントとしてはフッ素使用後「30分は飲食しない」ことです。
また、朝から口のニオイが気になるという方は、仕事場までの移動中に「ガムを噛む」ことをお勧めします。
ガム自体がおすすめというよりかはガムを噛むことで「唾液分泌を促す」ことが目的です。
選び方としては糖分が入っていないものを選び、もしキシリトール入りを選ぶのであれば、キシリトール100%のものをお勧めいたします。
なぜなら糖分は虫歯菌の大好物だからです。
昼ご飯前は少し疲れもたまり、体から水分も失われ唾液分泌がされにくい状態です。
ですから水分補給が必要なのですが、お昼ご飯中にガブガブ水を飲むと
・胃液が薄まり消化しにくくなる
・よく噛まなくなり水で押し流してしまう
ためお勧めしません。
昼ご飯1時間前あたりの「お腹がすいてきたなー」ぐらいにコップ一杯の水を飲んでおくことをお勧めします 。
上司との付き合いなので致し方なくニンニクが入ったものや刺激物を食べることもあるかもしれません。
ですが可能な限り控えることをお勧めします 。
朝食の所でもお伝えしましたが、におい抑制に効果的な食べ物も活用しましょう。
食事の締めはフルーツで終わらせる。
彩(いろどり)にのせてあるパセリや海藻類なども効果的です。
手軽に取れるのはお茶(緑茶・烏龍茶・紅茶)などのカテキンが入った飲み物です。
カフェインが入っているため、体から水分が出てしまいますので飲み過ぎは逆効果です。
ですが食後に軽く飲んだり、うがいすることは効果的に防いでくれます。
また、ニンニクには牛乳がニオイを抑えてくれます。
ただニンニクの後に牛乳ってなかなか合わない気がしますが・・・
そんな時はサプリメントに一時的に活用するのも頼もしい見方です。
忙しくてゆっくりと歯磨いている時間がない場合もあるでしょう。
ですが、1~2分も磨けばOKです。
歯の隙間の食べかすを取り除くことを意識的にやってみましょう。
その後、可能であればガムを食べ、唾液を促すことも一つの手です。
夕方になると口がなんだか臭う・・・きつくなってくる。
そんな経験ありませんか?
夕方になると疲れもたまり、ストレスも溜まって唾液が減少し、ニオイ悪化となる時間帯です。
少し早めにコップ1~2杯の水を飲み、唾液分泌がスムーズに促されるよう予防しておきましょう。
やはりここでもキモは水補給です。
夕食時は仕事も終わりリラックスしているので、好きなものを食べ至福のひとときを過ごしてください。
もちろん次の日に残るにんにくや刺激物などはよければ控えましょう
ただしアルコールはほどほどに。
アルコールを飲むと分解するために多量の水分が必要となります。
ですから喉が渇き、口が臭う可能性が出てきます。
もちろんアルコール自体のにおいも残りますから飲むのはほどほどにしましょう。
出来ればお酒を飲みながらでも間で「水を飲む」ことをお勧めします。
後輩から
「なんで水なんか飲んでるんですか?」
と言われるかもしれませんが、そこは気にせず飲んじゃいましょう。
・寝ている間の雑菌増加
・起床時の口臭
を防ぐ意味でも寝る前はしっかりと磨いてください。
ここでも意識するのは「歯と歯の間」「歯と歯茎の間」。
時間があればデンタルフロスや歯間ブラシを使い、または「つまようじ法」で隙間をしっかり磨きましょう。
最低5分、できれば10分程度磨いてください。
寝る前はフッ素アイテムを利用して予防することもお勧めします 。
フッ素液はうがいタイプもありますが、もしジェルタイプなどの歯磨き粉形であれば、
それで「磨く」というより「塗り込む」イメージを持ってください。
普通に歯磨いた後、最後にフッ素を塗り込み、軽くうがいすればOKです。
以上が生理的口臭を予防するための1日の過ごし方です。
もちろんいきなり全部とは言いませんが、少しずつでも取り入れ習慣化することで口臭が減っていきます。
まずは取り組んでみましょう。
今回は「生理的口臭」を効果的に防ぐための1日の過ごし方を習慣法についてお伝えしてきました。
大事なポイントは
・唾液を分泌させること
・「歯と歯の間」「歯と歯茎の間」を磨くこと
です。
唾液を分泌をさせるためにこまめに水を補給して下さい。
・朝からコップ1~2杯
・昼前にコップ1杯
・昼食後もコップ1杯
・夕方疲れて来る前にコップ1~2杯
・寝る前にコップ1杯
まずはこれを目安に飲んでみてください。
コツとしては「喉が渇いて唾液分泌が低下する前にこまめに飲む」ことです。
そして歯磨きも歯の隙間を磨く事を意識し、1日1回は5分~10分程度。
全ての歯垢や食べかすを落とすつもりで磨き上げることやりましょう。
クサい息改善、虫歯予防のためです。
私は以前、「こまめに水を取る」ということをしたことがありませんでした。
口が臭う時でもガムは仕事中難しかったので、タブレットを大量に買い、何とかごまかしていたのです。
ただガムはこちらの記事も載せてますが、
噛むのではなく「転がす」ということを意識するだけで、仕事中でも一時的にガムを噛んでニオイ対策をすることが可能になりました。
そして水をこまめに取るようになってから、
お昼や夕方の「ねばつき感」が徐々になくなり、息クサさが軽減されました。
またとても効果が出たのは歯の隙間を磨く「歯の磨き方」です。
それまでは正直何となく磨いていたのですが、これが過ちであることがよく理解できました。
歯垢や食べかすは口が臭う原因となります。
これをしっかり除去してあげるだけでもクサい息を抑制することができるのです。
今回の方法を日々の生活に取り入れてまずは2週間試してみましょう。
2週間経てば徐々に習慣化されてきます。
習慣化ほど強いものはありません。
そしてどんどん口臭から遠ざかることができるでしょう 。
もし、息がくさいのを今すぐ改善させて、仕事やプライベートで辛い思いをしたくない!
のであれば「サプリメント」を使うのも即効性があります。
口の中だけでなく、「便臭」や「生ごみ臭」といった胃や腸から発生するニオイまで抑える成分が効果的です。
これはストレスや食生活の乱れからくるニオイ対策にもなります。
私はこれでかなり改善しました。口コミを載せておきます。
食生活の見直しといった「根本改善」と同時並行で使うとより効果的ですよ。
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