職場の方の口臭がとても臭い・・・どうにかしたい。
でもなかなか指摘できないし。本人も気付いていないのでは?
じゃあどうしたらいいのか?って思うことありませんか?
・指摘してもすぐ治るわけではなさそう
・何かの病気なのでは?
・相手を傷つけたくもない
ひたすらこっちが我慢するしかないのか?って思っちゃいますよね?
そんな職場の口が臭い方にどうやって「口臭があること」を伝えたらいいのか?
今回はその「伝え方」についてお伝えしていきます。
そしてあなた自身が、においからくるストレスから解放されてイキイキと仕事できれば良いですね。
きつい口臭を持っている方は特に、自分で気付かないものです。
気付いていないだけに職場で指摘しにくいですよね。
中には、病気が関係していることがあります。
病気がきついにおいを発生させている可能性もあり、この場合は当然、治療が必要になります。
例えば歯周病、悪性腫瘍、糖尿病などです。
もしそうであれば職場で口臭を指摘することは当の本人のためです。
そして周りの迷惑している方々のためです。
ではどうやって指摘していけばよいでしょうか?具体的にお伝えしていきます。
これができるなら一番かと思います。
職場の人から言うと、その後の仕事に影響する可能性もありますし、気分を悪くさせてしまうかもしれません。
相手によりますが、なかなか言いにくいのが現状です。
当然、会社以外でもにおいを発しています。
だからこそ家族が教えることが大切と言えます。
ただ、「職場の人間がどうやって家族に伝えるんだ!」
と思うかもしれません。
そんなときは、職場内に
当の本人と仲が良い方はいないか?
家族ぐるみで関わりがある方はいないか?
調べてみてください。
もしくは、後述しますが
上司から直接本人や家族に伝える。
のも1つの手です。
家族の方も妻(夫)が口臭で周りに迷惑かけているのは嫌でしょう。
(口臭を発している)ご本人のためです。
と思いを伝えれば動いて頂けるはずです。
ただ、
「家族が言っても聞かないんですけど・・・」
そういうこともあると思います。
なぜなら、当の本人が口がくさいと自覚していないからです。
自覚していないので「そんな臭くないでしょ!」
と意識しない方もいるのが現実です。
ではどうすればいいのでしょうか?
このようなときは、特に病気の可能性を教えることがキモです。
中でも、歯周病は病的口臭の原因でも多いです。
ですが歯周病は末期になるまで自覚症状がないことが多いです。
「別に歯も痛くないし・・」
と痛くもないのに治療をしようという行動も本人はなかなかとろうとしないのです。
だからこそ、口臭を指摘したうえでまずは、歯科に行くことをすすめてみましょう。
これは上司からでも家族からでも同じですが、
「以前はそんな臭わなかったけど、最近きついから病気が隠れていないか調べてほしい」
などとやんわり伝えてみましょう。
病気が原因の場合は臭っただけで、においのレベルがわかるものです。
万が一、歯周病が原因となっていなくても歯科では適切な助言ももらえるかと思います。
また、歯科に問題ないのであれば内科も受診するように伝えてください。
こちらにも書いていますが、内臓系の病気が原因のこともあります。
病気が改善されれば、口臭の原因元もなくなり、口のにおいも当然改善されていきます。
この際は、改善されたことを当の本人に教えることをおすすめします。
中には、病的口臭に対しとても心理的に落ち込む方もいます。
しっかりと改善されたのなら不安を取り除いてあげることも大切です。
あまりにも口臭について悩んでしまう「口臭症」になってしまわないように注意することも忘れないようにしましょう。
ですが、病的口臭を家族ぐるみで抱えている状況であれば、当然におい自体がわかりませんよね。
この場合は、家族ではなく身近な人が教えることになる場合もあります。
家族から伝えてもらうのが難しい・・
先ほども少しふれましたが、上司から伝えてもらう方法もあります。
同僚など同じ職場の人から伝えるのは、よほど仲が良くない限り難しいことが多いです。
なぜなら、そのあと関係に亀裂が入ったり、仕事がやりづらくなる可能性もあるからです。
一度、職場で具合が悪くなってしまうと、そう簡単には元に戻らないことも・・・
上司から本人や家族に伝える時のポイントですが、
「当の本人の体調を心配している旨を伝えること」
です。
あまり一方的に「くさい」「迷惑」と伝えると本人であれ、家族であれ気分を害してしまうこともあります。
ここまでは、上司や家族の方に動いてもらう対策法ですが、同僚の方でも、後輩の方でもできる方法を次にご紹介します。
今、これを読んでいるあなたは、今すぐにでも対策したいと思っているはずです。
簡単にできる対策として
「私、最近これにハマっているんですけど食べてみます?」
と言ってガムやタブレットを渡すことも1つの方法です。
「これおいしいですよ。」
「新しい味が出ましたよ」
と言い、色んな口臭グッズを渡してみることです。
渡すときに2ついっぺんに食べてもらうことをやってみてください。
たかが「ガム」「タブレット」ですが意外に効果が出る時があるからです。
口臭の原因の大きな要因として、「口の中の乾燥」があります。
口が乾燥するとなぜ口のにおいが発生するのか?
キーとなるのは「唾液」です。
唾液は口内の細菌の増殖を抑えます。
唾液がしっかり出ていることが大事なのです。
ですが口呼吸や体調などで口内が乾燥すると細菌が増殖して「口臭」が発生します。
ですから口内を常に潤して乾燥を防ぐために、水分補給も1つの方法です。
ただ、ジュースとか甘い飲み物は逆効果です。
なぜなら糖分を分解するためにたくさんの水分を必要とします。
ですから糖分の多い飲み物を飲むと逆に喉が渇いて口内が乾燥します。
緑茶もカフェインが入っているため、利尿作用で喉が渇く可能性もありますが、
お茶には口臭を抑える成分がありますので、他の飲み物よりかは効果的です。
職場がお茶を飲める環境ならば皆に配ったり、脱水防止でこまめの水分補給を促して口臭対策するのも1つの手です。
「脱水対策や口臭対策にこまめに飲む習慣をつけましょう」
と促すことができます。
いかがだったでしょうか?
今回は職場に口臭がきつい方がいた場合にどう指摘して対策すればいいのか?
をまとめてみました。
当の本人が気付いていない可能性があるので、なかなか難しい問題ですよね。
まずはできることから取り組んでみましょう。
あと、意外に職場でマスクをすることも多少ですがにおい軽減につながります。
寒い時期であれば風邪蔓延を防ぐためにマスク着用を促す。
口のにおい対策とダブルの効果です。
口臭を発生している方の家族に職場での状況を伝えることができたとしましょう。
ではその家族は当の本人にどう伝え、指摘すればいいのでしょうか?
その辺りはこちらにも書いています。
今回の話にちなんだある部下の体験談