あなたは大きなけがをしたことありますか?骨折でもすれば安静を余儀なくされますよね。
今回は肩を骨折して、その治療中に口臭が発生してしまったというお話しです。
一見、関係なさそうな両者ですが、意外な原因から口のにおいが発生していました。
この原因は私たちが普段生活していて起こり得るので、誰しも関係してくるはずです。
口のにおいが気になり始めてどう自分なりに対策されたのか?その辺りもぜひお読みください。
私は現在45歳の男性会社員ですが、一年前に怪我で左肩関節を骨折した時に口臭に気をつけるようになりました。
肩関節の骨折と口臭が関係あるの?と疑問に思う方もいるでしょうが、風が吹けば桶屋が儲かるという言葉のように関係ないと思われることでも影響してくるんです。
少し肩関節の治療についてお話しますと、幸い手術ではなく肩を拘束具で固定する保存療法で治療しました。
左肩だけでなく右肩にもバンドのようなものを通し(自分で着脱は無理)、背筋を伸ばして胸を張った姿勢の良い状態を維持して骨がくっつくのを待ちました。
起きてる時はちょっと姿勢が辛いなって感じるぐらいなんですが、問題は眠る時です。
仰向けで寝ると背中が沈んでしまいます。
もちろんそれ以外の姿勢で寝るなんてことは無理ですし、出来たとしても肩の治療にはよくないのでNGです。
背中が沈むと骨のくっつき方に悪影響を及ぼすので、お医者様から背中にギュっと巻いたタオルを敷いて寝るように言われました。
要するに背中の下に厚みのあるものを置き、胸を張った状態で寝るように言われたわけです。
「そう簡単に言うなーーー」
実はこの姿勢だと、呼吸がものすごくしずらくなるんです。
枕をして仰向けで寝てると、頭から首に掛けて下向きの角度になります。
通常ならこの姿勢でも問題ないんですよね。
しかしこの時の私は胸を張ってる状態なので、首から胸に掛けて上向きの角度になってるんです。
つまり喉はV字型となって空気の通りは悪くなり、ものすごく呼吸しにくくなりました。
V字って想像しただけで結構辛そうじゃないですか?笑
呼吸しずらいと鼻呼吸では間に合わなくなり、口呼吸じゃないと眠れなくなったんです。
ここまで説明するともうお分かりですよね。
口呼吸をすることで口内は乾燥し、雑菌が繁殖して口臭はひどくなります。
しかも普通に口呼吸するよりも乾燥するんです。
1.2時間眠ると口内が乾燥しすぎて気持ち悪くなって夜中何度も起きては水を飲んでました。
それでも口内は乾燥し、朝起きた時にはカラッカラというかパッキパキに・・・
乾燥しすぎて朝起きた瞬間から「おえっ!」ってなる感じです。
そして次第に口臭も気になるようになりました。
不自然な体勢で寝ないといけない、寝ても1.2時間で目が覚める、口の中は常に乾燥しっぱなし、口のにおいも気になると大変でした。
普通の状態なら横向いて寝たら気道の確保は出来ますが、私は肩の治療の為に姿勢を変えることは出来ません。
色々考えましたが、結局したことは寝起きの歯磨き、枕元に飲み物(怪我の為、起き上がるのに5分ほどかかるので予め用意しておく必要がある)、唾液分泌用にガム類を噛むって感じです。
枕元の飲み物は温度変化しにくいタンブラーのコップを使うことで、いつ飲んでも冷たい水を飲めるよう工夫しました。
上記のことをしてまずまず口のにおいはマシになり、横向きで寝れるようになるまで(約4ヶ月)継続して口臭ケアに気をつけてました。
まさかの肩の骨折から口がにおうなんてほんとびっくりです。今は肩も治って口のにおいもなくなりました。
今回は「肩の骨折」と「口臭」という一見関係なさそうな両者ですが、寝るときの姿勢が原因で口臭が発生してしまったというお話しでした。
ご自分で飲み物やガム等で対策されて口のにおいを予防していたようです。
口臭の原因として、口の中が乾燥して唾液が少なくなり、唾液による自浄作用が低下することは大きな要因です。
普段生活していて口の中が乾燥するのはまず、「寝ている時」です。ですから寝起きは誰でも口臭が発生しやすいものです。
もし、あなたが朝からずっと臭って気になるのであれば、こちらの簡単にできる対策もおすすめです。
また食事のあとに歯磨きできずに、においが気になる場合の対策なんかも載せておきますね。
食後に歯磨きできずに口臭が気になる時のちょっとしたコツとは?