あなたが勤める病院の先輩や上司が「息くさい!」と感じた経験はありませんか?
病院という特殊な場所だけにスタッフ同士密接に関わることもあるでしょう。
ストレスを抱えやすい職場環境と言われていますから、いつの間にかクサい息で他人に迷惑をかけていることも・・・。
今回は、あるクリニックで働いていた看護師さんのお話です。
当時の看護師長から放たれるクサい息に対してどんな対処をして凌いでいたのでしょうか?
その辺りをぜひお読みください。
私はある時、他人の息のニオイで悩んでいました。
それはクリニックで働いていた時の看護師長さんです。
そのクリニックは透析科の病院でした。新しく入ってきた師長は40歳代後半の男性。
この年齢の看護師は正直珍しいのですが、透析科や精神科、整形では男性も多く働いています。
私はその当時30歳で彼と同じく看護師をしていました。
彼はどちらかというと横柄で大きな声を出しながら抑圧する形でスタッフを指導する人でした。
「いやその話しどうでもいいから・・・」
と思うような自慢話しをよくする人で、とにかく指導などよく会話をしたがる人でした。
注意をする時にはある程度離れている距離でスタッフ皆に大きな声で話すので問題なかったのですが、ひそひそ話しをする時はニオイ最悪です。
彼が師長になってから半年も過ぎると彼の話し好きは所構わずになりました。
唯一恐れていたのは院長先生でしたので、院長先生にバレ無いようにひそひそ話すのを伺っていました。
その日も私の近くに寄ってきてどうでもいい様な話しをしてきました。
声が小さいので近付かないと何を言っているか分かりません。
でも近寄って話しを聞こうとするとすんごい悪臭です。
くさい息のニオイに一瞬びっくりしてのけ反ってしまいました。
そして普通に呼吸をしていた自分自身に後悔してしまうほど・・・
少し距離を取りたいと、どうでもいい話しをしていると判断し少しずつ離れてみました。
すると相手は距離が開いたから詰める為にグイグイ近寄ってきました。
離れては近づき・・・離れては近づき・・・まるでコントのよう・・・
このままでは息が臭すぎて気分が悪くなります。
ここで登場!マスクです。
マスクは看護師の必須アイテムですので皆、所持しています。
私はすかさずマスクを装着しました。なんの違和感も与えません。ははっ・・・。
それでも鼻呼吸は出来ません。
口呼吸で出来るだけ彼のクサい息を吸わない様に努めました。
話しなんて耳に入ってきません。
兎に角この場から解放されたい一心です。
ようやく話しが済んだのか師長の気が済んだのか。
去っていってから思いっきり深呼吸をしました。
水中から水面に「ぷはぁぁ」って出てきた感じ。
その一件があってから私は彼と話しをする時には要注意しました。
それから数カ月は何故か気に入られてしまい、仕事の途中でも話しをしに私の所にやってきます。
常にその様な時間がある訳ではありません。
大体、曜日と時間で私の所に来るパターンが分かる様になりました。
私の所に来る前には私は予めマスクを二枚装着して彼が来るのを待っていました。
それでけっこうクサい息をシャットアウトする事が出来ます。
2枚つけるのが意外にポイントだと感じました。
体調が悪くて口呼吸ばかりするのがしんどい時には少し良い匂いのする物をマスクに挟んでクサいニオイを誤魔化していました。
コーヒー、タバコを口にする昼や休憩の後の「息の臭さ」は最悪です。
そして何よりも一番臭かったのは飲みの席。
その時は他のスタッフに話し掛ける振りをして本気で話しをする機会を避ける為に逃げ惑っていました。
今はその師長がいなくなったので平和です。
今回は同じクリニックで働く看護師長の息の臭さがとても辛かったという女性の体験談でした。
クリニックは人数も少ないので職員同士が接する機会も多く、余計にニオイが辛いこともありますよね。
私も長い間医療の現場にいましたが、息がくさい!と感じる人はやはりいるものです。
今回の話にでもありましたように、割と使える武器が「マスク」です。
スタッフの多くがマスクをしているので、突然マスクをはめても違和感がありません。
2枚しておくと確かにニオイは少なくなります。
こちらの体験談にもありますが、
上司の口臭を車内で吸い続けてハンドルがぐらついた部下の意外な対策とは?
マスクはうまく活用すれば他人の口のニオイを軽くすることが可能です。
当の本人は気づいてないことも多いですのでなかなか伝えづらい問題ですよね。
また明日は我が身です。
虫歯や歯周病、口内ケア不足、ストレス、食生活の乱れなどで、いつの間にかクサい息を撒き散らしていることも・・・。
気づかないうちに迷惑をかけていたら嫌ですよね 。
そうならないように日頃から口内ケアしたいものです。
あなたは大丈夫?誰も知らない息が臭くなる7つのストレスとは?